11月の舞台より

今月は期待の舞台が多かったのだが、いずれも今一歩の不満が残る。それらを観劇順に挙げると…… 

リア王			テアトロ・マアルイin 風蝕異人街  
眠れる森の死体	北翔大学 舞台芸術3年目公演
裸足で散歩		弦巻楽団
拝啓 臆病者共		木製ボイジャー14号
授 業			東京乾電池
珈琲法要			青年団リンク ホエイ
                     詳細は本文を……


そこで、今月は次の3作品を挙げる。
お伽の棺  カチノル(韓国・光州市)
 
 鶴の恩返しをモチーフに人生の裏の真実を浮かび上がらせた衝撃が大きい。
 それを増幅して表現したこの劇団の大きな魅力。
そ う  in the box

 若さの不安定さを魅力的に表した。
山がある。  シアター・ラグ・203

 期待を裏切らないテーマとエンターテインメントの融合