DUST BOX RUNNER

観劇日時/16.5.28 18:00~19:35
劇団名/Paingsoe Partizan 03

脚本・演出/白鳥雄介  
音響/渥美光  照明/山本雄飛  
舞台協力/上田知
宣伝写真/奥山奈々  宣伝美術/山田マサル
制作/泉香奈子・中村ひさえ
企画・制作/パインソー  プロデューサー/山田マサル

劇場名/BLOCH

出演/氏家啓・川井〝J〟竜輔・工藤舞子・戸田耕陽・
飛世早哉香・能登屋駿介・ 平井雄己・
平沢騎士・山崎亜莉紗・山田マサル

一夜のバカ遊び

古新聞・古雑誌・段ボールなど廃品で造られた舞台装置、それは不要になった人間を象徴しているのだろうか。そこに集まる会社員たち、ホームレスたちの落ちぶれた人たちが、それなりに浮いたり沈んだりしながら元気に生きている日常を描く。
スマホのゲームキャラが飛び出して一緒に遊んだり、街のゴミ拾いとマラソンをコラボするイベントが大成功したり、ホームレス男が元・マラソンの選手だったり、それなりに面白いアイデァが頻発して、切り替わりの早いテンポで楽しませる。でもそれらは全部、一場の遊びでしかなくニヤニヤとするだけのものとも言える。
だが若い人たちの多い客席は大いに沸いていた。単なる一夜の娯楽、バカ遊びをやったなあと割り切れば、まあ面白かったのかも知れない。