12月の舞台から

今月は観劇数が少ない割には、素晴らしい舞台が二つもあって実りの多い今年度の最後であった。

アイランドー 監獄島  プロジュエクト・アイランド 最近観た舞台の中ではダントツの作品だ。これは去年のTGR最優秀賞作品で、  今年はその招待作だから二度目の鑑賞だが、抽象度の大きさが微妙に違っていて、  逆にそれが微妙に感銘度も違って感じられた。

糜 爛 ~びらん~    Theater・ラグ・203
 一人芝居の概念を超えて、というか一人芝居の規定を考え直させるような突出した  異次元の舞台であった。