KAGUYA NO.1

観劇日時/15/10.10 18:00~19:45
劇団名/ミュージカルユニットもえぎ色
公演回数/第11回公演

脚本/深浦佑太 演出・振付・作曲原案/光耀萌希
舞台美術/大田麻美 舞台装置/上田知 音響/橋本一生
照明プラン/KATSUMI 照明操作/樋口優里
舞台監督/高橋詳幸 小道具制作/藤谷真由美
劇中楽曲制作/モモイヒトミ 映像制作/上田龍成 
映像操作/小南奈央 殺陣指導・振付/本間嵩寛 
衣装協力/長尾ゆみ
制作/佐藤紫穂

劇場名/札幌  琴似 コンカリーニョ

 

月の世界では100年に一回、武術コンテストを行って №1になった女性が「かぐや姫」の称号を得て地球へ派遣される。たぶん不老の世界だから、一人の女性が何回でも挑戦できるらしい。ところがこのコンテスト、長い間、続けているうちに情実や馴れ合いなどが入り組んで、あらかじめ上部で №1は決まっている八百長試合らしい。
それに抵抗した一人の女性・メルク(=森高麻由)が連盟を離脱して個人の実力で参加しようとし、上部からあの手この手の妨害が入る。
力に全く自信のない少女・ひより(=遠山くるみ)が、その思いに強く共感するが、自分の力に自信が無いから気持ちだけで励まそうとする。
この脱退した女性・メルクに闇討ちが襲うが、同道していたひよりが偶然に相手を倒す。メルクの陣営に認められたひよりを巻き込んで様々なやり取りがあるが、正義派は絶滅寸前となる。
その時、上部の中から一人の反乱者・プル(=国門綾花)が出ると、いままで八百長組だった人たちが次々と寝返り、最後には正義派が勝つ。ひよりは地球へは行きたいが、地球の現実を知って夢が覚める。不正は許しがたいが自信はない。その平凡で誠実なひよりの想い。そして地球に対するかつての厚い想いとのギャップ。
全編激しい殺陣とダンスと歌唱の、まるで宝塚のような舞台だった。宝塚を観たことはないけども……
他に出演/黒沼陽子・蝦名里美・大野杏果・下山美里・能登屋南奈・木内彩花・
宮永麻衣・高田麻衣・びす子・岩杉夏・宮崎里沙・元木みづほ・紀戸ルイ・松浦ひかり・西村摩利乃 

ゲスト=恒本寛之・岡田怜奈  新人=吉田早恵・田中育弥