12人の怒れる男

観劇日時/15.8.19. 14:00~16:00
劇団名/イレブンナインプレゼンツ
公演回数/dEBoo#1

作/レジナルド・ローズ 訳/額田やえ子
演出/納谷真大 照明/上村範康 音響/奥山奈々 
舞台美術/高村由紀子
舞台監督/上田知 舞台部/竹原圭一・能登屋駿介・渋木こうすけ
舞台映像/山田マサル 宣伝映像/大川敬介 衣装/小林泉
宣伝美術/小島達子・江田由紀浩 
広報/山岸奈津子 制作/澤田未来
プロデューサー/小島達子 プロデューサ-サー補/江田由紀浩
ゼネラルマネージャー/カジタシノブ

劇場名/琴似 コンカリーニョ
出演者/陪審員1号=能登英輔(yhs)
2号=江田由紀浩(ELEVEN NINES)
3号=平塚直隆(オイスターズ)
4号=河野真也(オクラホマ)
5号=大川敬介(ELEVEN NINES)
6号=納谷真大(ELEVEN NINES)
7号=有門正太郎(飛ぶ劇場)
8号=久保隆徳(富良野GROUP)
9号=山田マサル(パインソー)
10号=小林エレキ(yhs)
11号=杉野圭志(ELEVEN NINES)
12号=明逸人(ELEVEN NINES)
守衛=竹原圭一(Red king Crab)・能登屋駿介(Red king Crab)・
渋木こうすけ
裁判長の声=齊藤歩(札幌座 特別出演)

初演より締まった展開になっていた。

宣伝写真に写された登場人物の服装が全員礼装だったので違和感が強かった。だが実際の舞台では、それぞれがカジュアルだったり平服だったり、日常的で個性的だったので安心した。
 初演に比べて各登場人物の個性がはっきりした分、緊迫が強いのだが、最後に写真を破いて無罪を言う男の日常生活の背景の説明がもっとほしいし、移民やスポーツ好きなサラリーマンなど各人の生活背景がわからない。
 暑さを強調しないのが逆に良かった。俳優座は暑さの迫力が良かったが、この初演では実際はうすら寒いのに暑がって居るのが嘘だったが、今回、それはほとんど無視して心理だけの描写に納得できた。