演 目
亀、もしくは……
観劇日時/12.9.3. 19:00〜20:00
劇団名/札幌座
原作/カリンティ・フリジェシュ 翻訳/岩崎悦子 
脚色・演出/斎藤歩 
照明プラン/熊倉英記 照明オペ/矢口友里
舞台美術/高田久男 音響/佐藤健一
宣伝美術/若林瑞沙 制作/阿部雅子・横山勝俊
ディレクター/斎藤歩 プロデューサー/平田修二
出演/医師=斎藤歩・医学生=弦巻啓太・
看護師=すがの公・患者=清水友陽
声の出演=橋口幸絵・女=高子未来
劇場名/石狩市 アートウオーム

見る度に興味が深くなる

 この芝居、何度観たか正確に数えられないくらいの回数を観ている。ではなぜまた観ようとしたか?
理由は2つあって、まずその第1は今回限りの特別バージョンとして女役が出演することだ。それは何だか無理に創ったような役でちょっとがっかりしたが、ラストで彼女が裏切ったという設定が面白かったかな……
4人のやり取りが余りにもオーバーで熱演で、いつもちょっと嘘くさいかなと思っていたが、今日の、それこそ残暑の高温もあって文字通りの熱演が、実は患者たちがわざと演技をオーバーに見せたと言うことが良く分かって逆に面白さとして納得できたのだった。
そして第2には石狩市の石造倉庫を改造したスペースが劇場だということだ。ここはキャパシテイ60くらい  だが、タッパも高く実に快適な観劇空間であり、経営的には大変だろうが各地にあっても良いと思う素敵な施設だ。