番外随想 アンドロイド演劇の資料から 13番さよなら参照
 アンドロイド演劇『さようなら』を観劇した当日の観客アンケートの項目を
見ると、創造者側が何を考えているのか? の一面が分かってとても興味深い。
そこで、その設問をご紹介する。

 1、アートの役割の一つとして、コミュニケーション能力の必要性を感じる
   か。
 2、アンドロイドと人間の俳優が区別できたか。最初と最後とに。
 3、アンドロイドが何を考えているか想像できたか。
 4、アンドロイドは相手役の気持ちが良く分かっていたと思うか。
 5、アンドロイドが自分の近くに居たらどういう関係が出来るか。
   (具体的に様々な状況が提示されている)
 6、アンドロイドの言葉はアンドロイド自身のメッセージだと思うか。
 7、アンドロイドの姿は美しいか、言葉は美しいか、心は純粋であるか。
 8、身の回りのモノに人に対する愛着を感じるか。
 9、自然界の存在物に神を感じるか。
   その他精神活動に対する様々な感情に対する疑問。