演目/蟹と無言歌

観劇日時/09.12.3.
劇団名/劇団 TPS+劇団 青羽(チョンウ=韓国・ソウル)
データは札幌・旭川と同じ
劇場名/岩見沢市「まなみーる」中ホール

劇場条件による印象の違い

 
この芝居は三回目の観劇で、今日まず感じたのは白けない誠実な舞台であることと、悪人が出ない善意の物語りであるということであった。エンテーテインメントとしては良く出来ていると思われるが、日韓合同公演の実験的な舞台創りとしてはまず試験的に創ってみたということであろうか。
札幌も旭川もキャパシテイが80人前後のミニ劇場であったのが、この岩見沢のホールは350くらいの普通の小ホールで、今までに較べて舞台が大きい所為か伸び伸びと演じているのだが、逆に登場人物と観客が距離的に離れてしまったために、感情移入が少々難いという結果が残念であった。