演 目
椅 子
観劇日時/08.7.6.
劇団名/TPS養成所
公演回数/中間公演
作/イヨネスコ 翻訳/安堂信也 演出/弦巻啓太
出演/老婆=稲垣佳澄・老人=鎌内聡 
弁士=木村洋次(TPS)
劇場名/シアターZOO

全く同じ演出の寓話的物語

 全く同じ舞台装置であり内容もほとんど同じようだ。本公演の演出助手が、この養成所公演の演出だから同じになるのはやむを得ないのだろう。本公演の隙間を縫ってやるのだから舞台装置も椅子も音響も、まったくそのままである。
今度は夫と妻の関係が巧くいっていたようだが、なにしろ二人とも実年齢が若いから、一所懸命にやっていることだけが伝わるだけだ。
養成所の中間公演としては、このような難しい戯曲に挑戦するという意義が重要なのかも知れない。