編  集  後  記


 いつものことながら、この号も遅れに遅れました。9月中にだいたいデータは打ち込んであった
から、今度こそは10月中ごろまでには出来あがると皮算用をしていました。
ところが10月の初めに『道東小劇場演劇祭』というものを観に3日ほど北見へ出掛けました。
続いて中旬には韓国光州というところへ『光州平和演劇祭』というものを観に1週間ほど出掛けま
した。次号にその報告をいたします。
中旬過ぎに帰ってきたら「この一年間の観劇記」を纏めなければならないので取り掛かりました。
これは、データそのものは『観劇片々』を使うんですが、字数が決まっているので選び方にずい
ぶん迷って試行錯誤を重ねてしまいました。
そして11月に入ってもウロウロと出歩いているうちに、「どうせ遅れているし、遅れても別に誰
も文句を言うわけでもないし」と言い訳しながら、ダラダラとしていました。
これじゃダメだと気を取り直して、やっと作業に掛かったところです。呆れずにご愛読いただけ
れば嬉しいです。 07年11月10日

さて、3ヶ月が過ぎて、この期間のお勧めの舞台を選んでみようと思ったが、どうにも優劣を付けるのは憚られる。
各月に無理して三つずつ選んではみたが、その中から強力にこれがベスト・ワンということができないのだ。それぞれに愛着があって困る。

18号の全部を読み返してみて『マウストラップ』で、ハタと当惑した。「脚本に疑問がある」ということと、「別の芝居と同じかと誤解した」という記述があったからだ。
それならば実際にオリジナルに当たってみれば解決する問題だ。後でやろうと思っていて、とうとうやらなかったのだ。宿題です……宿題がいっぱい出来てしまった。

上欄の後記を書いてからもう10日も経ってしまった。焦って印刷・製本に掛かります。
07年11月20日