| 演 目 踊りに行こうぜ 観劇日時/06.10.28 ジャパン・コンテンポラリィダンス・ネットワーク 舞台監督/坂本由希子 照明/高橋正和 音響／大江芳樹 制作/小森望美・五十嵐宣勝・斉藤久美子・佐藤亜紀子・三橋リサ 宮崎灯 劇場/コンカリーニョ |
| コミカルな…… ペットボトル エビバイバイ 振付・出演／細木美穂・斉藤麻衣子 半分ほど水の入ったペットボトルを持った方が主導権を持って、そのボトルを動かした通りに巧く相手は身体を動かす。 中の水を一気に飲み干して、空のボトルを潰して音を立てたり、駆け引きや行き過ぎがあったりしてコミカルにエネルギッシュに、激しく踊りまわる女二人。 小さな恋のメロディ 振付・出演／近藤良平・野和田恵里花 黄色と青色の二張りの可愛いテント。女と男のほおえましいようなスケッチ。テントの中から万国旗を出したりテントの中から窓を通して可愛いシルエットの物語をみせたり…… ズレスポンス ほうほう堂×ちぇるふぃっちゅ 振付／新鋪美佳・岡田利規・福留麻里 出演／新鋪美佳・福留麻里 二人の女がなぜか長さに拘っている。作り物の蛇の長さをいろんな方法でしつこく測っている。 DEAD 1＋ Ko＆Edge Co. 構成・振付／室伏鴻 出演／目黒大路・鈴木ユキオ・林貞之 三人の男たちが肩とうなじを支点にして倒立している。音楽に乗ってサイレントで、感じとしては５分以上も微動もせず、銀箔に塗られた背中は上にあるお尻が首を前に垂れた銅像のように見える。やがて見えないくらいの速度で崩れて行く３人。普通に立ち上がる間もなく更に崩れる。今度は痙攣するように立ち上がったり転倒したり、のたうちまわる。後ろ向きの頭が肩の間からひょっこりと出てくるところなど、まるで命の誕生のような歓喜とコミカルな感じもする。 コミカルについてアフタートークで聞いてみたら意図しているチームと、笑いを受け入れる時代だから自然に結果としてそうなったというチームとがあった。 |