演 目
ピーターパン
観劇日時/06.2.5
劇団名/人形劇フエステバル2006さっぽろ冬の祭典
脚本・演出/廣瀬智博
美術/坪原功和 
音楽/谷津祐子・鎌田真由美
演出補/毛利聡・三木本秀子
演出助手/高橋裕子・池田まき
美術部/木田橋くに子
劇場/やまびこ座(札幌東区の市立子どもの劇場)

荒っぽい造りの大味な芝居

 ストーリィを追いかけるのに懸命で、内容が膨らまない。あわただしく物語が走るので着いていけない。演出も大雑把だし、人形美術も粗っぽい。去年の『西遊記』の面白さに較べるとかなり粗雑で退屈する。
本当はこの『ピーターパン』を観に来たのに『ひとりぼっちの狼と七ひきの子やぎ』の方が、物語としてもずっと見応えがあった。
『ピーターパン』が社会人・学生を中心に総力をあげて創ったのに対して、『ひとりぼっちの狼と七ひきの子やぎ』の方は主に主婦の人たちが中心になって創ったということなのに……なぜだろう?